地域の声を政策に 相良振興局地域創生部長
宗谷総合振興局の地域創生部長に着任した相良修一氏(52)は「地域政策に携わるのは初めてですが、地域の課題や声を真摯に聞き政策に繋げて行きたい」と抱負を述べた。
旭川出身の相良部長は昭和61年、旧稚内土木現業所を振り出しに建設部総務課主査、札幌建管部建設行政課長など歴任。前任は建設部総務課主幹兼総務部人事局人事課主幹。
稚内市での勤務が13年間と長く、土木現業所に続き平成9年からの2年間、宗谷支庁サハリン交流推進係の職員としてサハリン交流などの業務に携わってきた。
道職員として人事業務に携わることが多かった中、道立総合研究機構に派遣された時には「水試など研究機関の職員採用計画ほか、労働環境の規定を作る立場となり、膨大な業務量で大変だった」と振り返った。
宗谷地域の現状には「人口減少、人材不足、交通機関の見直しなど山積する課題があり、どのようにしていったらいいのかプラスの発想で考えて行きたい」と話していた。
趣味は野球観戦とジョギング。