早期離職防止など 新規学卒者就職対策会議開く

 本年度新規学校卒業者就職対策連絡会議が29日、稚内職安で開かれ、関係者が今後の支援策など確認した。
 参会した高校の進路担当教諭ら20人を前に小倉稚内職安所長は「稚内職安管内での新卒者就職は昨年度、前年度同様、100%を達成しているが、早期離職する人もおり学卒求人の大切さなど伝え対処して頂きたい」などと挨拶した。
 このあと、3月の新規高卒者の就職紹介状況について、道内求人倍率は前年同月と比べ0・2㌽上昇し過去最高の2・56倍になったとし、稚内職安管内(稚内2校、豊富、天塩、遠別、利礼2校)では2・41倍(前年対比0・1㌽上昇)と高い状況にあると説明。本年度はインターネットでの求人情報提供、応募前職場見学の推進で就職後のミスマッチを防止、7月2日にサフィールホテル稚内で合同企業説明会を前倒しで開催するなど、就職支援策を講じて行くとの話があった。

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