稚内市北方植物園の高山植物繚乱に 稀少な牡丹金梅など咲く
百年記念塔周辺にある稚内市北方植物園に植栽されている高山植物が咲き始め、訪れた市民や観光客の目を楽しませている。
稚内山野草同好会が10年以上前に約1万平方㍍の土地に整備した10カ所以上の花壇には200種余りの高山植物が植えられている。
利尻島の固有種で北海道のレッドデータブックで希少種に登録されているボタンキンバイがオレンジを帯びた黄色の花を咲かせ、エゾツツジやヒマラヤツツジなどが花を咲かせている。
北方植物園は市民の憩いの場として人気があり、稚内公園を散歩した時に立ち寄るという60代女性は「ボタンキンバイなど高山植物が稚内で見られる貴重な場所です」と話していた。