稚内観光協会が6月にも個人観光客向け貸自転車事業始める
稚内観光協会が6月にも電動機能を備えた自転車のレンタルサイクル事業をスタートする。中井事務局長は「2次交通の手段として観光客に活用してもらい、マチ巡りに繋げたい」と新事業に期待を寄せている。
中央地区でレンタルサイクルを行っている事業所は1カ所しかなく、増えてきた個人の観光客からの要望が多かったことから協会で今回、電動機付き自転車4台を備え、レンタルサイクル事業を展開することになった。
事業開始を前に22日午後、中井事務局長と戸村プロジェクトマネジャーの2人が試運転を兼ねキタカラを出発し北防波堤ドーム、ノシャップ岬、稚内公園などを自転車で巡ってみた。
約2時間ほどで北地区の観光スポットを回った戸村マネジャーは「電動機付き自転車ということで稚内公園の坂も楽々上がれる。何より稚内の風、浜の匂いなど、このマチの良さを体感できる」と話し、中井事務局長は「貸し出す上での料金形態、モデルルートなどを直ぐに決め6月中には事業をスタートさせたい」としている。