藤田会長続投 建設協会が定期総会開く
稚内建設協会は24日、建設会館で定期総会を開き、役員改選で藤田幸洋会長の8期目続投を決めた。
藤田会長は「建設業界は忙しい1年間になりそうだが、働き方改革や人手不足など大きな変動 の波が押し寄せている。業界は地域に必要とされるよう努めると共に、住民の安心安全を守るためにも公共工事の重要性を訴えて行きたい」と挨拶した。
今年度は①公共事業予算の確保と社会資本整備の推進②防災・減災対策の推進③経営改善への対応④コンプライアンス、CSR(社会的責任)への対応⑤防災協定等への対応⑥戦略的広報への対応⑦技術力向上への対応⑧雇用改善、労働災害防止対策の推進など。公共事業予算を安定的継続的に確保し、若手技術者など育成していくことを喫緊の課題とし、建設業の再生と地域建設業の活性化を目指す。
総会前には永年勤続表彰=写真=が行われ、藤田会長から9人に感謝状が贈られ、受賞者を代表し富田組の藤田功車両主任が「経験を活かし建設業の発展に力を尽くして行きたい」と謝辞を述べた。
被表彰者次の通り。
飯沼剛、佐々木知明(以上石塚建設興業)寺下良美(ササキ)、藤田功、村上裕文(以上富田組)、堤直樹、古山真嗣(以上中田組)、橋本裕史、清水潤(以上安田建設)。