市民に信頼される仕事を 斎藤英樹監査事務局長

 市の監査事務局長に就任した斎藤英樹さん(58)は「適正な財政管理をし市民に信頼される仕事をしていきたい」と抱負を述べた。
 商工高卒業後の昭和55年、総務部職員課を振り出しに市長公室秘書課主事、秘書課主任都市整備課主査、防災安全課長、議会事務局課長など歴任。前任は水道料金課長。
 39年の市役所生活の中で、昭和から平成に変わった9月、当時の天皇皇后両陛下が稚内を訪問された時、広報担当として、宗谷漁協のホタテ加工場を訪問された両陛下のご様子を取材し「両陛下が2㍍先に居られ、当時はフィルム写真の枚数も限られており撮影は失敗できないと緊張しながら取材したことを覚えています」と振り返った。
 初めての監査事務には「人口減少で適正な監査業務が求められている。市民に信頼される仕事を心がけ、監査委員や職員と協力し厳正迅速に業務を行っていきたい」と述べた。
 趣味は釣り。昨秋16本を釣り上げたという秋サケ釣りについて「サケが釣れ始める8月下旬が楽しみです」と話していた。

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