時の話題 「桜前線北上速く」
今年は桜前線の北上が速く稚内も今月7日に天北緑地にある標準木の開花が稚内地方気象台によって発表された。昨年より5日、平年より1週間早い開花宣言となったが、その日から稚内の気温は上がらず花曇りなら未だしも小雨も降りグズついた天候が続く。
いつもの年のGWだと開花どころか茫洋としている上湧別のチューリップ公園も今年は見頃になり、来週には数千株、いや万単位になろうかというチューリップが満開状態になるという。
このように何処もどの花も開花が早いのだから上渚滑の滝の上の芝桜も6月と言わず5月中には百花繚乱になるだろう。
てなことを書き綴ったが60代になる前は花鳥風月には興味なく、満月だろうとハクチョウが来ようと、そして何の花が咲こうと風情を味わうことがなく無粋者の典型だった。
その無骨者が若干でも花や鳥などに関心を示すようになったのは加齢もあるだろうが、妻の存在であろう。妻の様子を30数年間、横目で見てきて自然に備わったのだろうと思っている。
このように自分以外の人の影響は大きく、友人にも感化受けることが間々ある。ただし年と共に頑迷になり相性が合う人との付き合いしかなくなり、新聞屋という商売をしているのに世間が狭くなっている自分を反省しているところだ。
そういう訳で小欄と天北堆に事実と食い違うことを書いたりする事もあるので「なんて世間知らずで他の記事も信用できない」なんて書いたメールを送らないようしてもらえれば溜飲下がるのだが。