地域共生社会実現へ 藤原淳生活福祉部長が抱負
稚内市の生活福祉部長に就任した藤原淳さん(58)は「地域住民が世代を超えて繋がる地域共生社会の実現に向け尽力していきたい」と抱負を述べた。
商工高卒業後の昭和55年、市役所に採用され、衛生課主査、秘書広報課長、社会教育課長など歴任。前任は人材育成課長。
39年の市役所生活で10年前に導入された家庭ごみ有料化の仕事が一番思い出に残るとし、ごみ減量推進の制度作りや有料ごみ袋のデザイン業務などで「土日の休みもなく市役所で仕事をしていました」と振り返った。
初めての生活福祉部の仕事に「直接市民の皆さんと接する機会が多く、皆さんが幸せに暮らせるよう支援したい。地域住民が世代を超え繋がる社会、生きがいを持つ社会を作りたい」と話していた。
趣味は32年になるアーチェリー。「競技者として楽しむ一方、初心者へ指導を行いながら競技普及を目指していきたい」とも話していた。