時の話題 「何事も程々に」
世の中は令和改元に加えGW真っ最中とあってパチンコで言うところのフィーバー状態だが、はたと立ち止まって日本の隅々、世界に目を向けると慶ばしいことばかりでないようだ。
スリランカ(旧セイロン)では自爆テロがあり日本人含む200人以上の犠牲者が出てアフリカでは毎日新聞によると女性の性被害が後を絶たず、ヨーロッパ各国では極右勢力が台頭し、国際協調などクソ食らえの状況が進行している。
日本でも改元フィーバーに現を抜かす大衆の後方には10月からの消費税10%への増税が待ち構えており、地方を含めた国の借金が1千兆円を超えてしまった日本の財政再建は待ったなし状況まで逼迫している。
これだけの借金(国債発行)がある日本なのに砂上の楼閣とはいえ存在しているのは国債の大半を日本国内の銀行や生命保険会社が買い支えているためだと言われるが、真実なのか。不思議だ。
民間も個人も身の丈を何倍も超えてしまった借金を抱えてしまうと二進三進も行かなくなり破産するしか手立てがない。更に借金し当座を凌ぐなどというのは自転車操業と言われ、それが日本の財政実情なのである。
「親方日の丸」。国家や自治体はそう簡単に潰れないと言われるが本当なのか。夕張の例もあり余りにも放漫だと財政再建、すなわち死に体同然になるのである。
稚内市は大丈夫なのか。今直ぐ破綻する事ないにしても浜森さん後の歴代市長は危機感を持ってきており潰れないよう願っている。杞憂ならいいがね。