北辰ダムオーバーフロー始まる 昨年より21日遅く
北辰ダムで雪融け水により水かさが増し堤防を越えて流れるオーバーフローが始まった。
市(水道施設課)によると、今年は少雪だったためオーバーフローは例年より半月ほど遅く、昨年からは21日も遅い今月10日に始まった。稚内の最高気温が10度を超えた23日、ダムの水位は余水吐きから8㌢ほど高く、一日約15万立方㍍の水が声問川支流のタツニウシュナイ川に注がれている。
過去5年間では最も遅い今年のオーバーフローだが、これから気温が上がり雪融けが進むことで更に勢いを増し一日最大で100万立方㍍の水がタツニウシュナイ川に注ぐ。
オーバーフローは5月下旬まで見られる。