必要なインフラを整備 舘石稚内開建部長が抱負語る

 稚内開建部長に着任した舘石和秋部長(53)は「農林水産や観光の場を産む生産空間として必要なインフラ整備をしていきたい」と抱負を語った。
 舘石部長は岩手県洋野町出身。昭和63年、道開発庁を振り出しに札幌開建次長、道開発局農林水産企画官など歴任。前任は農業水産部農業整備課長。
 宗谷管内への勤務は初めてで「サハリンと交流する努力を続けており、国境の街であることを感じる。自然と向き合い厳しくも豊かな自然を活かしている」と印象を語った。
 管内は酪農、水産とりわけホタテの需要が海外に多くEU基準の衛生管理方法などを先導的に取り入れていることから「人口の多寡で考えるものでなく、それに伴って住民生活や産業のためのインフラ整備していくことが必要だ」と話していた。
 趣味は自然散策。サロベツ原野など散策に最適な場所を巡りたいと話していた。

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