マルシェ当面休止 実行委員会は新たなイベント模索
平成23年から開かれてきた稚内の食をPRする一大イベント「最北端・食マルシェ」が休止されることが決まった。実行委員会では新しい形の食と観光のイベントを模索していくとしている。
事務局の稚内観光協会によると、稚内の農水産物を販売、PRするイベントとして第1回目は宗谷岬・てっぺん公園で開催し、翌年の2回目から北防波堤ドーム公園に移し、イベント期間中、道内外からの観光客はじめ市民ら2~3万人の人出で賑わった。
ただ毎年8月下旬の開催となるため台風の時期と重なるなどし、昨年は2日間とも悪天候で中止された。このため先日開かれた実行委員会で開催時期、イベント内容など協議し、新たな食と観光の催しにするため食マルシェを休止することを決めた。
同時に開催されていた南中ソーランなどを披露する子ども芸能祭は今年は単独で8月下旬、総合体育館で開くことを実行委で決めた。
昨年は悪天候で全国交流祭は中止され、急きょ、市民体育館で開催したところ、観衆と踊り手との距離が近く迫力ある踊りが見られたなどと好評だったことから、今年、試験的に総合体育館を会場にし開催することにした。