管内初JGAP認証 ひかり 菜工場のリーフレタスなど

 北光園の最北の野菜工場ひかり菜で水耕栽培しているリーフレタスとベビーリーフの品種が、国が食の安全や管理体制の安全性を認めるJGAP(ジェイ・ギャップ)認証を取得した。宗谷管内での取得は初めて。
 JGAP認証は農林水産省が定める食の安全や環境保全の手順をクリアした農場などに与えられるもので、ひかり菜では昨年6月からJGAP指導員の資格を有する道職員指導のもと、栽培に関わる器具類の選定や栽培過程、商品管理など100以上の厳しい項目をクリアし、第三者機関の審査を経て今年2月認定が決まった。11日には認証番号が届き今後のフリルレタスなどの袋にJGAPのロゴマークを貼り出荷する。
 同工場では夏頃を目安に野菜出荷の増産体制が整い、市内スーパーだけでなく道北地域にも販路を拡大する。職業指導員の天池勝義さんは「商品に説得力のある証を頂き、より多くの地域の人たちに品質の高い野菜を届けたい」と話していた。
 運営している稚内市社会福祉事業団の満保和吉常務理事は「クリーンで美味しい野菜を目指し、消費者の信頼を得ていきたい」と話していた。

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