北星大にカーリング特待生2人入学 奥山さんと戸塚さん

 稚内北星大学のカーリング競技によるスポーツ特待制度で今春、入学した奥山美佳さん(18)と戸塚竜史さん(18)の2人は「色んな大会に出場するだけでなく、経験者として競技の魅力を多くの人に伝えたい」と張り切っている。
 2人とも道内の高校では唯一、カーリング部がある南富良野高を卒業。小学3年から競技を始め高校2年の時にスイスでの世界選手権を経験し、今年2月の高校の全国大会にスキップとして出場し優勝した奥山さんは「大学にはカーリング部は男子だけなので、男女ペアで競うミックスダブルスで全国、世界を狙いたい」とし、高校1年から競技を始め全国大会の経験を持つ戸塚さんは「同じ特待で入学し2年生の先輩とは昔から親交があるのでカーリング部の力となれるよう頑張りたい」と意気込む。
 3月下旬に稚内に来てから部の練習にも参加し稚内の愛好者とも親交がある2人は「特待で入ったからには大会で結果を求めていくのはもちろん、稚内にはジュニアクラブもあると聞いているので子供たちに競技の面白さを伝えていきたい」と話していた。
 経験者2人が入り部が強化され、活動3年目を迎えることに顧問の侘美俊輔准教授は「経験者が入るということはチームにとって良い刺激になる。色んな大会に出場したい」と期待を寄せている。
 2人は稚内での生活を「とても住みやすく大学生活は楽しんでいます」と。

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