時の話題 「道知事選」

 もっと接戦になるかなとの予想に反し道知事選は鈴木直道氏(38)の圧勝に終わった。
 前夕張市長という知名度の高さもあったろうが、相対として相手の石川知裕氏(45)を上回ったのであり、投票前に小欄で指摘したよう若さゆえの頼りなさは筆者のような高齢者にはあり、知事就任後の仕事ぶりで道民が選択した結果が正しかったのか否か結論を出すしかなかろう。
 投票が終了した昨日8時と同時にNHK(民放は視聴してない)で「当確」のテロップが流れ当選者として挨拶したあとNHK札幌放送局で知事としての抱負を澱みなく語っていたが、30代にしては安定しているというか老成ささえ感じた。
 全国唯一の財政再建団体として鉛筆1本購入するのも国の許可を受けなければならない(眉唾物だが)という夕張再生に取り組んだ市長としての8年間もあろうが、苦労した高校までの人生によるのではと思っている。
 「ピンチからチャンスに」でいい筈のキャッチフレーズに「あらゆる」が頭に付いている事に鈴木氏の思いが反映されている気がしてならないからだ。
 対する石川氏は「力不足」というより誰が相手になっても敵わなかった鈴木氏との選挙に出馬したことが不運だったといえ、「北海道独立宣言」「脱原発」など評価に値する公約は新知事も見習わなければならない。
 政治家だけでなくトップになるには天運が必要で、自民党というコップの中の争いを制し知事候補となった鈴木氏に天運があったということだ。石川氏は負けるべくして負けたともいえようか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です