時の話題 「四月卯月」
きょうから新年度。新年から3カ月過ぎ再スタートの色合いが濃いが今年は統一地方選真っ最中で、5月1日には天皇陛下が退位され皇太子さまが即位するという代替わりによる新元号の御世が始まることもあって4月1日、新年度の始まりも影が薄くなっている。
とはいえ春を愛でる心象に変わりがあるものでなく、ついそぞろになる御自身がいるのでなかろうか。
昨年の胆振東部地震を過ぎた頃からだろうか食料品や資材など生活に欠かせない物品の値上がりが目立ってきており、小社にもその影響が出てきている。
半年後には消費税が引き上げられ切りのよい10%になるのだが、今の値上げラッシュというのは増税を前倒した格好となり実際の増税時には一般消費者の国民にとってはダブルパンチとなり先行きが憂慮されてならない。
1兆円ずつ年間増える年金、医療費など社会保障費を賄うため致し方ない増税と納得してもポイント還元など経済の落ち込みを軽減しようとする対策は的外れであり、一体全体この国の為政者はどうなっているのか。レベルが低過ぎようというものだ。
逆進性がある消費税増税は諸刃の剣でありいい面も悪い面もあり国民の所得格差は広がるだろう。
格差が広がり困窮層が増えてくると政治に刃が向う。せいぜいフランスのよう一般国民のストが頻繁に起こらないようせねばね。
人手不足に物価上伸日本国内での事業はやり辛くなっている。
人がいなくなっては手の施しようがない。国民の幸福に寄り添わなくては。安倍さん。