中央アーケード街地価公示 9年連続し下落 管内全標準地で下がる

 国交省から今年1月1日現在の地価が公表され、稚内の商業地標準地の中央3(アーケード街)は昨年と比べ4・3%下落。平成23年から9年連続の下落となった。
 宗谷総合振興局によると、管内には稚内市4地点(住宅地3、商業地1)、浜頓別町2地点(住宅地)、枝幸町2地点(同)の標準地があり、1平方㍍当たりの平均価格は住宅地8300円(昨年対比2・5%下落)、商業地2万9000円(同4・3%下落)。
 地価は全体的に下落傾向にあり、管内で最も変動が小さかった住宅地のこまどり4は1・7%下落。商業地の中央3は4・3%と変動が大きかった。
 地域政策課は「萩見地区など一部の地域では弱含みながら安定傾向が見られるが、市内北部の宝来地区住宅地での人気は低く下落傾向が続いているとしている。
 ▽宝来2―2―2=1万400円(昨年1万700円)▽こまどり4―5―8=1万1900円(同1万2100円)▽萩見5―13―8=1万4300円(同1万4600円)▽中央3―8―23=2万9000円(同3万300円)。

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