末広埠頭東岸壁に大型船対応の連絡橋完成 きのう開建が現地説明会
稚内開建が稚内港末広埠頭東岸壁で施工してきた大型クルーズ船を係留する連絡橋が完成し、18日午後、説明会が開かれ、報道陣に公開された。
最大で13万㌧級のクルーズ船の寄港に対応できるよう平成29年度には東岸壁北側の海に船と係留ロープを繋ぐ係留柱が完成。今年度は作業員の安全性確保や作業効率向上のため、係留柱があるケーソンと岸壁を結ぶ3基の連絡橋を建設する工事が昨年11月に終わり、照明灯を設置するなどし今年1月18日に完成した。
稚内港湾事務所の金子第1工務課長が橋の1基目は藤建設、それ以降はササキが施工したことなど説明。岸壁から100㍍ほど離れたケーソンまで案内し「最大でダイヤモンドプリンセス号クラスの船の受け入れでき、今年は昨年に続き7月に飛鳥Ⅱが寄港する際に使用する」と話していた。
クルーズ船対応整備として、老朽化した岸壁の整備も検討されている。