山本建設が勇知いも出荷作業始める

 声問にある自然冷熱利用貯蔵庫で低温貯蔵してきた勇知いもの出荷時期を迎え、山本建設の菊池社長らが東京など取引先への出荷作業を始めている。
 昨秋、収穫した勇知いも8㌧は11月から室温0度前後の貯蔵庫内で4カ月余り保管した結果、4度だった糖度が春先のイチゴ以上の11度まで甘さが増し、東京のハッピーロード大山商店街にある〝ふるさと村〟やレストランなどに出荷している。
 今冬、勇知いもの取材に訪れた関東のテレビ局が1週間前に放送した番組を見た東京などの人からインターネットで注文があり、未だ取引がない東京のレストランが勇知いもに興味を持っていると、札幌の農家からを伝えられたという菊池社長は「昨秋は霜の影響で例年より少ない収穫でしたが、全国で勇知いもの名が知られるようになりました。需要に応えられるよう安定供給するよう努めていきたい」と話していた。

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