太陽財団から1000万円 稚内市歴史・まち研究会の赤れんが通信所修復費として
恵北にある稚内赤れんが通信所の保存活動などをする稚内市歴史・まち研究会(富田伸司会長)が、歴史的建造物を通した地域の活性化に寄与しているとして、公益財団法人太陽財団(札幌)から助成交付金の採択を受けた。
北海道における自然・歴史など地域固有の資源の保全、文化などを通した地域づくり活動を支援する太陽財団助成事業として今年度道内では25団体が選ばれ、稚内市歴史・まち研究会は限度額いっぱいの1000万円の助成を受けた。
今月3日に札幌であった贈呈式に出席した富田会長は「老朽化で崩れた部分の撤去ほか5年前に雪の重みで屋根の半分が崩落したB棟(475㍍)の補修崩れたレンガの補修などに充てたい」としている。
研究会は21日午前10時から赤れんが通信所で開く「かた雪散策会」で助成交付金贈呈式の報告会も行う。
かた雪散策会の参加者を募集している。