時の話題 「街を歩いて」
記者が足りず少しでも手助けになればと車での取材活動を此々のところしているが、昨日、久し振りに歩いて信金、郵便局に寄り商工会議所まで行く往復3千歩ほどだが、街中では後ろから歩いて来る足音、赤ん坊の泣き声が聞こえ、停車すると予想していた市立病院駐車場から出てきたタクシーが歩道の前で停まることなく進んできたので危うい目に遭うなど、五感を研ぎ澄まさなければならない事態に改めて歩くことの大切さを実感した。
未だ残雪あり滑る所もあるので注意して歩く中、今月26日で閉鎖する中央アーケード街の「まちラボ」前には何かの大会で優勝したロボットも置かれ、残り2週間ほどになった開設準備に稚内北星大学の先生、学生が忙しそうにしていた。
マチの動きというのは市や議会とか経済活動だけのことでなく、市民の生活によって構成されるものであり特別なことではない。
その話を飛躍させれば市長ら偉い人達によって稚内が動いているのでなく市井の我々が稚内市の命運を握っていると言え、だから4年に一度の統一地方選での投票は欠かせないということだ。
初めて投票権を得た18歳と19歳の若者にとって春は進学・就職などに慌しい時期であり投票にも住所登録の関係もあり難しいところはあるだろうが、是非日本国民としての権利と義務を遂行し投票してほしいものだ。
たかが1票されど1票である。
告示まで1週間の知事選は熱を帯び、稚内市長選、市議選も4月21日の投票に向け臨戦態勢に入っている。そして春が本格化する。