時の話題 「これでいいのか」

 稚内市部道議選はこれまでの推移どおり現職で5選を目指す吉田正人氏以外に立候補する人が完全に無くなったか。全道的にも無投票の選挙区が多く稚内だけの事ではないが、これで3回連続の無投票となる。
 市議選もここまで定数18人に対し確実に立候補するとみられるのが18人。説明会に出席するも立候補するのかがはっきりしない人が1人いるものの、無投票になる可能性は否定できない。
 4年前の前回、無投票だった市長選も現職の工藤広氏に対し、古我友一氏が出馬表明したが、古我氏は元々地元の人間でなく、3つの選挙を現段階で批評するなら一言「こんな事でいいのか」ということになろうか。
 よほどのスキャンダルな事なければ地方のマチの政治家の顔触れは変わらないものだが、それにしても住民(国民)主権を放棄したに等しい体たらくには情けなくなってくる。
 政権与党自民党の地方組織の充実は今更言及することでもないが、立憲民主党など野党系の腑甲斐なさは目に余るものがある。
 昔の野党は地方でも元気があり、地区労(今の連合)などからの立候補者が途切れずあったものだが、労組内も子猫化し野武士たる人が少なくなっているとはいえ敵前逃亡のような対応には歯痒さを通り越えた感情さえ湧いてくる。
 何を成すにも急転直下のような事はなく地道な努力が必要なのに、相手に戦いを仕掛けるどころか姿を見せずに退却してしまうというのは住民の選択肢を狭めている。民主主義の危機が到来していると言っても過言でない。

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