ルースキーに魅せられ　松村琉音さんがサハリン館に毎日通う

　稚内サハリン館に出演しているルースキー・テーレムに夢中のひかり幼稚園年中組・松村琉音ちゃん（５つ）＝緑６＝は「可愛らしい踊りが楽しい」と初日公演から母親と毎日２回のステージを見に通っている。
　冬レンジャーのイベントの一つとして、２月１５日から開演した稚内サハリン館のルースキー・テーレムの公演を初めて見て虜になった琉音ちゃんは、母親の綾香さん（２７）とともに毎夕、一番前の席で午後５時と６時からのステージを楽しんでいる。
　毎日の公演、ステージの様子をスマホで撮影した動画を家でも見ている琉音ちゃんは、何曲かの踊りも覚えルースキーが踊るのに合わせ、客席で手を振ったりダンスしている。
　父親が自作したロシアの伝統楽器に似せたアイテムも毎日、持ち運び公演を楽しんでいる琉音ちゃんは「ルースキーのお姉さんが綺麗で優しく遊んでくれるので大好き。毎日、見るのが楽しい」と笑顔を見せる。
　琉音ちゃんが大ファンだという今年新メンバーになったダンサーのアリーナさん（１８）は「喜んで見てくれて嬉しい。稚内には今年初めて来ましたが大好きになりました」と話していた。
　稚内観光協会の中井事務局長は「毎日、多くの観客にルースキーのメンバーも感謝していますが、毎日見に来てくれる琉音ちゃんのようなファンはメンバー皆が喜んでいます」と感謝していた。