カーリング場完成後の夢膨らむ 教育長が答弁 日本協会から国際大会打診

 3月定例市議会は7日、吉田大輔、佐藤由加里の2議員が代表質問した。
 本会議で3月補正予算案など議案8件を可決し成立したあと、吉田議員(市民クラブ)がカーリング場はじめアーチェリー、柔道場など屋内スポーツ施設が整備されるみどり公園整備事業について「競技人口拡大、大会誘致への取り組みは」などと質問。これに対し表教育長はカーリングに関しジュニアクラブや稚内北星大学カーリング部の活動など競技数の維持拡大が図られているとし、学校の授業で実施することにはスキー授業との調整が必要だが、学校側からレクリエーションなどでカーリングを体験させてみたいとの意見が多くあることを明らかにした。
 大会誘致についてはアーチェリーや柔道など大会の開催や合宿誘致などを積極的に進めていきたいとした表教育長は、カーリングに関し施設の開設に合わせ、日本カーリング協会から国際大会の開催が打診されていることを明らかにした上で、世界大会などに繋がる主要大会はこれまで国内で8会場だったが、稚内の施設も新たな主要大会開催の施設となり、今後も積極的に誘致活動を進めていきたいと述べた。
 人口減少対策で移住を促進させるため平成27年度から実施している〝ちょっと暮らし〟の吉田議員の質問に対し工藤市長は、これまで23組42人延べ709人の利用があり1人が移住、1人が季節移住した。来年度の申し込みは2月末現在で15組33人延べ752人になっているとした。

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