春漁も安全操業 稚内海保管内2カ月半無事故続く

 昨年12月19日~今月5日まで稚内海保管内海域での船舶事故、人身事故の発生はなく、海保はこれから春漁が本格化することから救命胴衣着用の徹底などを呼びかけている。
 海保によると、昨年12月18日に利尻沖でトーゴ船籍貨物船のエンジントラブルでの船舶事故以来、2カ月半の間、無事故を達成しているものの、昨年3月15日には声問沖で毛ガニ漁船が浅瀬に乗り上げる事故があり、今後は管内で毛ガニ篭、ホタテ、稚内ではナマコ漁など春漁が本格化することから、ライフジャケットの常時着用、見張りの徹底、最新の気象情報の確認を求めている。
 吉本次長は「冬漁で厚着をして救命胴衣を着てた人でも春になる薄着になるが、胴衣のベルトを冬のまま調整せずにいる人もいることから出漁する前にはしっかり確認してほしい」と呼びかけている。

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