万感胸に巣立つ 稚高、大谷高 309人が新たなステージへ
稚内、大谷両高校で1日、卒業式が行われ309人(男135)が学舎を巣立った。
稚高の第71回普通科・商業科・衛生看護科卒業式並びに第25回専攻科看護科修了式は父母や在校生らが見守る中、普通科101人(男53)、商業科35人(男14)、衛生看護科32人(男3)に卒業証書専攻科看護科34人(男3)に修了証書が手渡された。
元紺谷校長は「自己の目指すものやあるべき姿に、自らの意志で自らの手で実現していくことを皆さんに期待します」などと式辞。熊谷智明PTA会長の祝辞に続き、在校生の送辞に対し卒業生を代表し虻川悠也君、修了生代表の伊藤茅乃さんが答辞を述べた。
被表彰者次の通り。
▽産業教育振興中央会長賞・優良卒業生表彰 成田京香、成田永遠希▽全国看護高等学校長協会賞 井川紗耶乃▽全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 尾形美咲▽稚内商工会議所会頭賞 加地来夢▽全商検定三種目以上1級合格者表彰小倉瑞歩▽普通科特別表彰 飛鳥なつみ。
午後5時半から行われる定時制卒業式では4年生10人(男9)と3年生で卒業資格を得た1人(女)の11人が卒業する。
大谷高の卒業式は、父母と在校生ら500人が見守る中、卒業生107人(男62)一人ひとりに卒業証書を手渡した山下校長は「3年間、やり遂げてきたことは人生で掛替えのないものになります。本校での人間教育を糧に力強く人生を歩んでほしい」と式辞。続いて吉田理事長が「仲間や家族の支えがあって卒業を迎えたということを胸に新しい歩みを始めてほしい」と挨拶したあと、工藤市長、三宮修PTA会長、但馬弘真宗大谷派宗務総長(代読)が祝辞を述べ、松川優和生徒会長の送辞に対し星加那夏子さんが答辞を述べた。
被表彰者次の通り。
▽真宗大谷派本山賞井川奨也▽校長賞 新山彩菜▽市長賞 渡辺翔真▽私中高連会長賞 上田理香。