人犬一体で疾走 全国犬ぞり大会 あすは6頭引から開始
第36回全国犬ぞり稚内大会は23日から2日間日程で幕開けし、人と犬が一体となって雪原を疾駆している。
道内外から78チーム延べ192頭(実頭数106)がエントリーした中、開会式で名誉会長の工藤市長が「2日間、出場される皆さんにケガのないよう健闘と活躍を期待しています」などと挨拶し犬たちの甲子園が開幕した。
昨年は暴風雪で1日目が中止され、今年は雪不足と暖気に祟られたものの、実行委員会の人たちの労苦によって最高の出来に仕上がったコースで、競技は午前10時からの3頭引からレースは始まり、遠くは宮城県などから出場した12チームが雪原を駆け抜けゴールを目指した。続いて2頭引シニア、4頭引レースなどが行われた。
大会に合わせて催されている冬のわっかない観光物産まつりでは市民や観光客が観戦して冷えた体をラーメンなど食べ温めていた。
24日午前9時半から6頭引を皮切りに、1頭引、ワンワンダッシュなどがある。