ようやく初水揚げ 稚内沖毛ガニ刺し網漁獲2㌧
稚内沖毛ガニ刺し網漁の初水揚げが21日あった。網入れした1月27日から25日目にして漸く水揚げされたものの2㌧と少なかった。
稚内漁協の着業船10隻は天候に恵まれた21日午前4時に一斉に出漁し、約2時間かけ漁場に向かい初水揚げした。
21日午前9時半過ぎ稚内漁協市場ではトラックで運ばれてきた毛ガニが漁協職員によって仕分けと計量作業が行われた。
初水揚げを終えた30代漁師は「場所によるが量が少なく、大きさはやや小さい。今後の漁に期待したい」と。
稚内漁協の木村専務によると、網入れから1カ月近くも水揚げされなかったことは今までになく、網に掛かった毛ガニの価値としてはさほど変わらないものの、今後の漁模様については「もう数回水揚げしないと分からない」と話していた。