119番適正利用呼びかけ 稚内消防署 タクシー代り搬送も

 市立病院への救急搬送でタクシー代わりのような搬送があり、稚内消防署では適正な利用を呼びかけている。
 同署によると、1月に急病での搬送88件のうち7件がタクシー代わりに該当するような救急搬送だった。「お腹が痛い」「咳が止まらない」などと救急要請があり、救急車で搬送し市立病院の救急外来で診察後、歩いて帰るなどし救急車を呼ばなくても比較的軽い病状で救急車を利用するケースがあった。
 署には3台の救急車が配備されているが、1台が軽い症状でタクシー代わりに使用されてしまうと本当に必要とする急患に支障が生じ、管外搬送で冬場はドクターヘリなどは天候によって飛行できないこともあり、救急車での搬送が多いことからタクシー代わりの救急要請は止めてほしいと注意喚起している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です