SNSリスクへ警鐘 昨夜、全市子育て交流研修会開く

 市教委と稚内市子育て推進協議会主催の全市子育て運動交流研修会が8日夜、文化センターで開かれ、参会した教育関係者がネット世界などから子供たちを守るため意見を交わした。
 参加した小中学校長教員ら60人を前に、表教育長は「ネットやスマホなどの利用は子供たちを取り巻く課題の一つであり、便利なものだがリスクが存在することを考えていきたい」などと挨拶。続いて幌延小の吉崎健一校長が「子どもたちを取り巻くスマホ。ネットゲーム環境について」と題し講話した。
 稚内の子供たちは、TVゲームやSNSに費やす時間が全国平均と比べても長く、特にオンライン対戦ゲームでの過激な表現での脳に与える影響、SNSで不特定多数の人と個別の遣り取りをすることでトラブルに巻き込まれるリスクがあるとし「子供たちがネットやスマホの使用をルール化できるよう支援し、大人たちは時代のせいにせず子供たちの時代を創ってあげるべき」と話していた。
 このあと、潮見が丘小PTAが昨年6月から取り組んできた〝ノーゲームデー〟の実践報告があり、グループ協議と全体交流で子供たちの未来を考えた。

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