公園の足湯も撤去 風車廃止と老朽化で
稚内公園にある風力発電施設の廃止で公園ゲストハウス内にある足湯も撤去されることになった。
平成10年、出力225㌗の風力発電が建設されたことに伴い、再生可能エネルギーを普及するべく環境省から「まほろば事業」の採択を受けた稚内新エネルギー研究会が、公園風車の電力で湯を沸かす足湯を平成19年5月から稼働させた。
毎年GWから公園道路が走行できるようになり10月末まで利用できる足湯は、公園を散歩する市民に好評だったが、ここ数年は設備の老朽化で水漏れなどが生じ開設が遅れることも何度かあった。
足湯施設の老朽化に加え公園風車の廃止が決まったことで撤去されることになった足湯について新エネの関係者は「残念です」と話していた。