数少なくクリオネとフウセンウオの展示ピンチ ノシャップ寒流水族館
ノシャップ寒流水族館で観光客らに人気が高いクリオネとフウセンウオ=写真下=の数が少なくなり、職員は展示を継続できるよう採取活動に努めると共に漁業者からの提供も呼びかけている。
飼育している120種1300匹の中で人気のあるクリオネは今冬、職員が近郊や枝幸方面の海岸に採取に行ったものの、例年1000匹は獲れるところ150匹ほどしか捕獲できず、今のままでは通年展示が難しい状況にある。
フウセンウオも稚魚と成魚合わせて6匹しかおらず、水族館の目玉ともいえる2種類の生き物の確保に職員は四苦八苦している。
職員は「こんなにクリオネが捕獲できない年は珍しい。何とかして2月中にまとまった数を確保したい」と話していた。