管区気象台が低温警戒情報発表 稚内市水道部水道管凍結に注意をと
強い寒気が入った影響で宗谷地方は各地で気温が氷点下10度以下まで下がり、稚内地方気象台はこの1週間、厳しい寒さが続くと予想され、水道管凍結や船体着氷などに注意を呼びかけている。
札幌管区気象台は約1週間、道内の気温が平年よりかなり低くなる恐れがあるとして「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表した。
強い寒気が暫くの間停滞する影響で、5日朝は沼川で氷点下10・8度、開運は氷点下10・8度まで冷え込んだ。6日以降も氷点下10度前後まで下がる見込み。
この厳しい寒さで第1副港が再び結氷し始め、漁港内の半分以上の水面が氷に覆われている抜海漁港では、港内を自由に泳ぎ回るアザラシが、氷の隙間から何度も顔を出していた。
市(水道施設課)には、一般家庭や業者などから水道管凍結の報告が昨年12月91件、1月89件と例年より多く寄せられている。氷点下4度以下になると水道管が凍りやすくなるので就寝前には必ず水抜きするよう呼びかけている。