時の話題 「体の変調に注意」

 20日の「大寒」が過ぎ2月3日の節分頃まで寒さのピークを迎える。厳寒の地に住む我々には寒さに耐え得る過ごし方を身に付けているはずだが、急激な温度変化によるヒートショックには留意しなければならない。
 この激しい体調変化は風呂やトイレで起こることが多く、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こし死に至る確率も高いので予防対策を十分取ることが肝要になる。
 物の本には風呂もトイレも暖めておくことが必要―などと書いてあるが、大切なのは暖かい所から寒い所への移動は体に変化を及ぼすということを自覚する事であろう。
 暖かい部屋では薄着であってもいいが、トイレなどに行く時には何か1枚羽織り体の変調に負担を掛けないよう努め自分の体を過信しないことだ。
 交通の発達によって指呼の距離であっても歩くことが少なくなり、家庭でも外食でもカロリーの高い贅沢な物を食べる機会が十分過ぎるほどあり、心臓や脳などの体内リスクが高まっていることを忘れがちになる。
 飽食と文明発達の弊害と言えなくもない。
 夫婦二人で暮らす筆者宅では夕飯のおかずも程々あればよく、仮に弁当屋さんに買いに行っても〝のり弁〟で済むのだが、他の人の注文はボリュームのある値段の高いものが多く、当方余計な心配までしてしまう。
 週末、ゆったりと寛いでいる方が多いことでしょう。冬は暖かい頃と違って何かと体に負担が掛かるので用心され、あと2カ月、何事もなく過ごされるよう願っております。
 転ばぬ先の杖の用心ということですかね。

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