前浜の銀杏草きのう初採取 漁師「今後に期待」と

 厳寒期の風物詩ギンナン草採りが20日解禁された。
 解禁初日の20日朝、宝来地区の前浜では、気温が氷点下8度近くまで下がる厳寒の中、ドライスーツを着た漁業者数人が凍てつく海中を箱眼鏡で覗きながらギンナン草を採取した。繁茂状況が余り良くないため1時間ほどで切り上げた人がいたが、正午の採取時間いっぱいまで粘る人もいた。
 30分ほどギンナン草を採取した30代男性は「初日の量はいまいち今後に期待したい」と話していた。

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