不安をチャンスに きょう午前、武部代表議士来社し語る
10日午前、武部衆議が本社を訪れ、道知事選など触れたあと「人口減少、人手不足、JR問題など不安はありますが、チャンスに変えるんだとの気概を持ち魅力ある地域にして行かなければならない」と意気込みのほどを示した。
知事選の自民党候補として鈴木夕張市長は知名度あるも和泉北海道開発局長を推す声もあるとし、「選挙に勝つのは勿論、リーダーシップを発揮できる人が候補として相応しいのではないか」と述べた。
改正漁業法に関しては、自民党農林部会長代理、沿岸漁業振興ワーキングチーム座長として取りまとめに深く関与したこともあって道内に関しては企業参入というより漁協さんにもう一段の頑張りを―というもので、今もこれからもだが人手不足も不安視されている中、働き方改革として「しっかり働きしっかり休む」という姿勢が問われているとした。
入管法改正も絡み地域で共に生きる外国人労働者を支える態勢が必要になるだろうとも語った。
稚内の日ロ定期航路は、将来の日ロ平和条約締結を踏まえ、日本にとってサハリン州の位置付けが高くなることで稚内の役割も大きくなる。外務省も稚内とサハリンとの交流の歴史については認識しており、世耕経産大臣河野外務大臣も認識しているはずだなどと話した。
JR問題については「地域交通として宗谷線を利用し守って行くんだという住民が支える姿勢が求められる」とした。
最後に武部氏は「新しい元号に変わり新しい時代の幕開けとなる今年、人口減少、TPPなど不安はあろうがチャンスに変えるお手伝いをして行きたい」と話していた。