氷雪の広場会場に雪少なく 稚内JC会員頭を抱える
1カ月後の2月9、10の両日に開催される氷雪の広場の会場となる北防波堤ドーム公園は未だ芝生=写真=が見える所が多く、会場作りを担当する稚内青年会議所は例年にない雪不足に頭を抱えている。
稚内地方気象台によると、稚内の昨年11月~今月8日までの累積降雪量は109㌢と平年より136㌢も少ない。メインの高さ5㍍以上のチュービング滑り台用にと、8日からトラックで雪を集めるも、大小合わせて23基作る市民雪像用などの雪が足りない。
雪像など設置場の多くが芝生が見え積雪数㌢という状況で公園内に重機を入れることも出来ずにおり、稚内JCの担当者は「来週から本格的に会場作りに入る予定だが今月20日までにある程度の雪が降らないと内容を少し変えることを考えなければならず、なんとかまとまった雪が降ってほしい」と雪乞いしていた。
稚内地方気象台によると、16日までの向こう1週間は冬型の気圧配置となるも雪は少ないと予想している。