うろこ市の凍寒棒助作り始まる 恵比須で納屋掛け
恵比須地区の納屋で冬の風物詩・スケソを干す凍寒棒助作りが行われている。
厳冬期の1月に入ってから凍寒棒助作りを行っている「うろこ市」では8日朝から納屋掛け作業を始め、全道各地で水揚げされ仕入れたスケソを下処理したあと、納屋に掛け乾燥させる。
このスケソを3カ月ほど寒風にさらすと一本の重さが4分の1ほどまで縮み、旨みが凝縮された凍寒棒助になる。
その後、雪融け時期に納屋から下ろしたあと、更に熟成させて完成し、東北など本州方面へ出荷する。
凍寒棒助は水に戻して煮付けで食べるのが美味しく、従業員によると納屋掛けは2、3日中に終えるという。