こまどりスキー場オープンのめど立たず
雪不足でオープン出来ずにいる、こまどりスキー場に稚内振興公社の職員が連日、大沼球場から雪を搬入し一日でも早くオープンできるよう努めている。
今冬の稚内は、昨年12月までに平年より115㌢も少ない98㌢しか雪が降っておらず、これまで合計の積雪量は平年の15%の5㌢に止まっている。
昨シーズン、稚内は記録的な降雪量だったことでスキー場は12月23日にオープンしたが、今冬は雪不足が続いており、コースの所々でブッシュが見えている所がある。
振興公社では、少しでも早いオープンを目指しており、旧ろう30日から4㌧トラックで大沼球場の雪をスキー場に搬入しており、5日には職員が搬入された雪をリフト降り場までスノーモービルで運び、足場を固める作業をしていた。
職員は「少なくともこれから20㌢は雪が降らないとオープン出来ない」と話していた。
また、オープン前のスキー場でソリ滑りなどする人が時々いるそうで「作業をしており危険なので立ち入らないでください」と呼び掛けている。