時の話題 「定数削減持ち越し」

 18歳以下の国民への10万円相当の給付が迷走している。政府は最初、10万円支給について年末までに現金5万円、来春に残り5万円をクーポン券で支給する旨閣議決定したが、全国の知事・市町村長から猛反発を食らい、「現金給付でも」「年末一括の現金給付」「所得制限せず支給してもよい」などと朝令暮改の猫の目行政になってしまった。
 聞く耳(心)を持っていると自認している岸田総理の日和見的な姿勢が事を大きくしてしまったようで、岸田さんの人徳というのか狡猾さはその変遷を野党に詰め寄られると陳謝する。安倍さんや菅さんのように頑なさとは一線を画す柔軟さと言えば格好いいのだが思うに岸田さんはずばり決めてしまうのはお嫌いのようだ。
 岸田総理が国会の場で謝るものだから攻撃する野党も拍子抜けしてしまい攻め手を欠いている。政界で温厚な議員の集まりと言われる宏池会の面目躍如と言ったところか。
 ところで稚内市政に話題を移すと、市議定数削減案は本会議で8対8の同数となり岡本議長の裁決により現行の定数(18人)のまま再来年春の選挙を迎えることになった。
 地方自治法第116条では議会で可否同数の場合、議長は現行を維持するという、言ってみれば暗黙の了解があり、今回の岡本議長の判断は今議会では現行定数を維持するものの「次の議会に決議を延ばすという意味合いもある」(中川議会事務局長)とのことで、次の選挙まで4回開かれる定例会の削減案上程あるやも知れない。
 改めて認めるが2人ダメなら1人削減だ。

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