稚内市水試の3代目北洋丸 佐世保で進水式 稚内には来年2月に回航

 老朽化した稚内水試の試験調査船北洋丸に替わる新造船の進水式が10日、長崎県佐世保市の造船所で執り行われ、出席した三原稚内水試場長ら関係者が航行の安全を祈願した。
 平成7年から27年が経過した今の北洋丸が耐用年数を迎えたことから、19億1000万円を投じ昨年5月から建造。全長43・71㍍、幅8・2㍍、深さ34㍍で265㌧。最新の計量魚群探知機、海獣調査用の赤外線カメラなど搭載し、海底地形を把握する機器も装備されたことで地質調査など他の分野での活躍が期待されている。
 進水式には、道立総合研究機構の田中義克理事長、三原場長らが出席し、玉串奉てんなどの神事が執り行われたあと、支綱が切断された船体がゆっくりと進水した。船名は現在と同じ北洋丸と命名された。
 三原場長は「新しい魚探、潮流計など搭載されたことでより精度が高い調査ができるものと期待している」と話していた。
 船は内装工事など行い年内に完成し、来年1月下旬~2月にかけ稚内港に配備され、2月中には海洋観測などに業務に当たる。

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