利尻高1学級減で検討 宗谷学区高校配置計画案

 道教委は1日、令和4~6年度までの公立高校配置計画案を公表した。この中で利尻高校は中卒者減少や普通科と商業科合わせた欠員が40人以上いることから令和6年度には1学級減少する方向で検討されている。
 宗谷教育局によると利尻高校の普通科、商業科(いずれも定員40人)に対し、今年度の入学者は普通科、商業科とも11人。合計しても欠員40人以上の定員割れとなることと、中卒者が減る見込みであることを踏まえ、道教委は学級減を検討している。削減する学科は検討中。
 宗谷学区の他の高校では学級減はないものの、令和7~10年度にかけ中卒者が55人減少する見込みであることなどから、4年間で1~2学級減の調整など必要としている。
 稚内養護学校は令和3~4年度について学級数は変わらない。

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