コロナ対策など万全に 原田稚内保健所長
宗谷総合振興局保健環境部長(稚内保健所長)に着任した原田智史氏(49)は「現在も新型コロナウイルスが道内で猛威を振るっている中、宗谷でも昨年、利尻や枝幸でクラスターが発生しており、コロナ対策に注力して行きたい」と抱負を述べた。
原田氏は札幌出身。札幌医大卒業後、平成8年に道庁成人保健課に奉職。稚内保健所、網走保健福祉事務所紋別地域保健部長など歴任。前任は後志保健環境部長兼岩内地域保健室長。
宗谷は2回目の勤務で「保健所としては稚内が初めての勤務であり思い出深い。久しぶりの稚内はロシア人が減り、街の中心が南に移ってしまったようですね」と印象を語っていた。
宗谷管内は町村と保健所の関係が近いとし「コロナ対策もだが、地域住民の健康を守り向上させるという使命を全うして行きたい」と話していた。
趣味は写真撮影で「利尻富士や大沼などの風景を撮影しに行きたい」と。