高齢者向けワクチン到着 あすからニチイなど施設で接種

 高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの最初の供給分が18日、稚内市に到着し、市は20日から集団感染のリスクが高い高齢者施設入所者らへの優先接種を始める。
 18日正午前、保健福祉センター(中央4)にワクチンを積んだトラックが到着。零下75度以下に保つことができるドライアイス入りのケースに入ったワクチン1箱(975回分)と希釈用の生理食塩水などが運ばれ、市職員が温度を確認したあと施設の超低温冷凍庫に収納した=写真=。
 市では20日にニチイケアセンター稚内ほほえみ、21日特別養護老人ホーム富士見園で接種を行う。その後、順次、各施設を回り、高齢者施設13カ所の入所者と施設職員合わせて966人に接種する。
 ワクチンは26日の週にもう1箱届く予定で高齢者施設では6月末までに2回目の接種を終える。それ以外の65歳以上の高齢者については5月中旬から接種を始める予定で、接種に必要となるクーポン券は2段階に分けて75歳以上は今月23日、65歳~74歳までは5月10日からの発送を予定している。

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