時の話題 「倒産千件超える」

 東京商工リサーチによると、新型コロナウイルス関連の倒産が1000件に達したという。同リサーチは負債額1000万円未満の倒産をカウントしないが、コロナに関しては含んでおり、5人未満の企業が半数を占めている一方、50人以上は5%に止まっている。
 飲食関連が182件と多く▽建設83件▽ホテル・旅館62件▽食品卸売46件▽アパレル小売43件▽食品製造31件▽アパレル卸売31件(3日の朝日新聞)。
 災厄が長引くほど立ち行かない企業が増えるのは必然的なことであり、昨年2月下旬~9月中旬まで500件だったが、9月下旬以降の4カ月余りで千件を超えてしまった。9月以降は月100件のペースだという。
 持続化給付金、無利子・無担保融資など公的支援によってどうにか持ち堪えてきた企業も、さすがにコロナ禍がここまで長引くと耐え切れず、更には地域の金融機関も先行き悲観し融資をちゅうちょするなど先行きは明るくなく、同リサーチでは春頃から倒産が増える可能性があるとしている。
 稚内でコロナ関連倒産とされているのは「ホテルおかべ」(中央1)だけと公けには明らかにされていないが、負債額数百万円の夜の街店舗は少なからずあるはずで、ほかの業種もコロナ禍前と比較すると相当減収しており、今どうにか存続している企業への波及も懸念される。
 企業の業績が振るわないという事は雇用にも悪影響を及ぼすだろうし、こうも長期的になると至る所で綻びが出てくる。公助・共助では追いつかない状況になりつつある。

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