埼玉県の20代男性キッチンカーで日本一周 ビールの旨さを伝える旅
全国1万人とビールで乾杯する日本一周の旅を続ける埼玉県所沢市の藤沼正俊さん(28)のキッチンカーが稚内入りした。
網走の東京農大在学時にビールの原料となるホップの香りなどを研究するようになりビールに惚れ込み、卒業後は大手ビール会社に就職。その後、独立してビールサーバーの管理業務などをする会社「パーフェクトビール」の代表を務める藤沼さんは日本を代表するビールメーカーを作ることを夢に、品質の差でビールの味が変わることを伝えるためキッチンカーで厳選した4種類のビールを1杯600円で提供しながら全国を回っている。
7月中旬に所沢市をスタートし千葉、山梨、群馬などを北上し、今月1日に北海道に入ってからオホーツク海側を通り9日夕方、稚内に入った。1都道府県で200人と乾杯することを旅のノルマにし、道内で138人、これまで996人と乾杯してきた。
30歳までの1万人達成を目指しており「将来は47都道府県全てにビールの店を作ることが夢。今は全国の人と繋がりを作るためビールの美味しさを伝えています」と藤沼さん。
11日、札幌へ向かう予定。