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 稚内市歴史・まち研究会は、恵北にある稚内赤れんが通信所B棟の復元に向け、改修工事を進めている。
 築90年近く経つ建物は老朽化が激しく、通信所の保存活動などに取り組む歴史・まち研究会は、8年前の大雪で屋根の半分が崩落したB棟の復元に向け、昨年、太陽財団から1000万円の助成を受けて崩落個所の撤去と鉄骨による壁の補強、望楼部分の補修作業などを終えた。
 今年は崩壊防止と望楼周辺の屋根復元に向けて、昨年11月1カ月間でネットを活用し資金の協力を得るクラウドファンディングで集まった支援金などを改修費用に充て、5月中旬から望楼下側の屋根などの改修作業に着手し、レンガ色に近い赤紫色したトタンを材料にし屋根の修理を行っている。
 今回の改修工事は今月末までに終える予定で、八重樫事務局長は「新型コロナウイルス感染防止で3月の見学会を兼ねた堅雪散策会は中止となりましたが今後の状況を見て現在改修を進めている部分は秋までには一般に公開したい」としている。