コロナ対策し詐欺防止啓発 年金支給の日

 年金支給日の15日、稚内信金東支店で稚内署、信金などによる振り込め詐欺被害防止啓発が行われた。
 混雑が予想されることから、東支店では消毒液を用意し、来店客の距離を置くようATMコーナーの床に待つ位置を示すテープを張るなど、新型コロナウイルス対策をした上で啓発資材を配り、特殊詐欺被害防止を呼びかけていた。
 稚内署によると、道内では3月末までに39件(昨年同期26)の特殊詐欺事件が発生し、被害額は9831万円(同5861万円)と増加傾向にあり、道央圏を中心に警察官や役所の職員を騙りキャッシュカードや通帳を騙し取る事案が増えている。
 稚内署管内では今年に入り特殊詐欺事件はないものの「道央圏同様の手口が発生してもおかしくない。電話で通帳などの暗証番号を聞くことは絶対にないので、不審な事案があったら最寄の警察署に相談を」と稚内署。

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