感染情報はデマ 稚内市が市民に3密協力求める

 道内で新型コロナウイルスの感染者が再び増加傾向にある中、先週末にかけ稚内市内で「感染者が出た」などという噂がフェイスブックやツイッターなどのSNS上で情報が拡散し市民に不安が広がっている。
 ここ数日、道内で10人以上の感染者が報告され、留萌管内でも初めての感染者が確認されるなどし、唯一、感染者がゼロとなっている宗谷管内だが、11日にかけてのSNS上で「稚内でも感染者が出た」などという情報が広まり、コロナの相談窓口を設けている市の健康づくり課には11日、感染者の情報を確認する電話相談が何件かあった。
 噂情報を稚内市対策本部に確認したが「噂が広まっていることは確認しているが、感染者が出たとの情報は入っていない」とし、川野副市長は噂話を否定した上で「感染者が出た場合は北海道が発表し、感染者が市民であれば稚内市としても正式に発表する」と本紙の取材に答えた。
 稚内市では現在、道内で感染者が増え第2波が来ているとして、10日午後に対策本部を開き、公共施設の感染予防対策などを再度点検することを確認し、市民に対し不要不急の外出の自粛、密閉空間や密集場所、密接場面のいわゆる〝3密〟状態を避けるなど協力を求めている。
 市では12日に北海道と札幌市が緊急共同宣言を出したことを受け13日午後にも対策本部を開き、市としての対応を協議することにしている。

「公的機関の正しい情報をと 保健所」
 稚内保健所は、市内で新型コロナウイルス感染者が出たとの噂を受け「13日現在でそのような事実はなく公的機関の正確な発表以外は信用しないように」と呼びかけている。
 成澤健康推進課長によると、感染者が発生した場合、必ず本庁もしくは市などの機関から発表があるとし「誤情報が出回ることで正確な情報と交錯する恐れがある。噂を聞いてもそれを鵜呑みにせず人に伝えないよう心掛けてもらいたい」と警鐘を鳴らすとともに「不安な気持ちは全員一緒ですが、先ずは免疫力を高め手洗いなど予防することが大切」とも話していた。
 稚内からのコロナ検査は、医療期間から連絡を受けた保健所が検体を取りに行き、札幌の道立衛生研究所に送る。その翌々日には検査結果が判明するという流れになっている。

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