朔北美術協会が歴史巡るマップ作成 70体余の像・記念碑紹介

 朔北美術協会は市内にあるブロンズ像などの位置を記したマップ「彫刻MAP」を作成した。市田秀会長は「稚内の歴史を知るものになっていますので、地図を活用し巡ってほしい」としている。
 昭和49年に設立した朔北美術協会の創立45周年事業として作成されたA3判の両面カラー印刷で、稚内の歴史や伝承、偉業を成し遂げた人物や動物などを称えるため作られたブロンズ像や記念碑など74種類を、写真と番号を記入し地図上で位置を紹介している。
 写真家の斉藤マサヨシさんの協力を得て、稚内公園にある南極樺太犬供養塔や氷雪の門、宗谷岬の最北端の地の碑、宗谷公園のコーヒーの石碑などの写真を印刷した。
 4000部作成したマップは、市教委と稚内観光協会に1400部ずつ配布し、本社にも20部ほどある。
 市田会長は「マップを作る上で稚内には沢山のブロンズ像などがあることが分かり、歴史を知る手段として市民や観光客に活用して頂き、マチ歩きの地図として参考にし使ってほしい」とPRしている。

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